駆逐艦も導入する Arma 3 の 2018 年ロードマップが公開

Arma3 2018年ロードマップ

Bohemia Interactive は 2018 年における Arma 3 のロードマップを公式サイト上で公開しました。今年の 7 月には無料で "USS Liberty" 駆逐艦や長距離空対空システム、対レーダー ミサイルと小口径精密誘導爆弾を実装する予定とのことです。

なおロードマップ公開に際し、開発チームが徐々に新プロジェクトへ移行していることや、新エンジン "Enfusion" が誕生したことに触れ、新たな Arma まではおそらくまだ数年は掛かると発表。既にプレイヤー総数が 400 万人を超え、500 万人を目指しながら過去 5 年間とは異なる形で今後もサポートを継続していくとしています。

Arma 3 は 2018 年も修正や改良を含む小規模なプラットフォーム アップデートを続けていくとのこと。7 月に予定されている夏の "ENCORE" アップデート (バージョン 1.84) では、無料でさまざまなエンジンとプラットフォームの改良、そして無料アセットを追加します。中でも Jets DLC の共同開発である BRAVO ZERO ONE Studios が Jets 一周年を記念して、Arma 3 所有者の全員がプレイ可能な新コンテンツをリリースします。

Arma3の駆逐艦 USS Liberty

追加されるのは NATO 軍の駆逐艦 "USS Liberty"。これは内装があり新たな火力支援オプションを備えています。またヘリコプターと小規模な船艇の収容と発進が可能です。なお操船はできず固定式のオブジェクトになります。

MIM-145 Defender SAM システムと AN/MPQ-105 レーダー システム S-750 Rhea SAM システムと R-750 Cronus レーダー システム

また NATO に現代の航空機の脅威となる長距離射程の "MIM-145 Defender" SAM システムと "AN/MPQ-105" レーダー システムを実装。レーダーはデータ リンクも使用できます。カウンターとして CSAT にも同様システムを持つ "S-750 Rhea" SAM システムと "R-750 Cronus" レーダー システムが追加されます。

更に NATO と CSAT にはアクティブ レーダーを持つ地上車両を攻撃できるよう、対レーダー ミサイルが実装。また NATO 航空機専用として小直径誘導爆弾が追加されます。

それに Arma 3 公式シナリオとキャンペーンを全て見直し改善されていて、古いプレイアブル コンテンツも後になって導入されたアセットと機能を活用したものへ置き換えられ、バージョン 1.84 で実装されます。

また今年の Q4 には拡張パック Apex 所有者向けに、Tanoa を活かしたボーナス コンテンツとして "OLD MAN" シナリオを予定。これは無料のシングルプレイ用シナリオで、公式キャンペーンである "East Wind" と "Apex Prtocol" のエピローグになっていて、もっとオープンワールドなゲームプレイになるとのこと。

Arma3 2018年ロードマップ

2018 年だけでなく今後数年間に渡ってゲームとコミュニティーに支援を続けられるよう模索も続けられており、そのうちの一つとして外部の開発チームと協力した サードパーティ DLC を発売するという目標もあります。現在は既にいくつか有望なチームと連絡があり、上手く行けば 2019 年かそれよりも早くにも初めての DLC が発売させられるとのこと。

加えて Laws of War DLC を開発したアムステルダム スタジオは、Arma 3 プラットフォームを使った 実験プロジェクトを作業中。かなりこれまでとは違ったアプローチで、2019 年初頭に詳細を発表できるようです。

Arma 3 - "This Is War" Marksmen DLC Remix (Live Music Recording) - YouTube

最後に Bohemia (rock) バンドが Marksmen DLC テーマ ソングを収録している様子を捉えた映像が発見され、公開されました。

ARMA 3 ROADMAP 2018 | News | Arma 3

2 件のコメント:

  1. 更新が続くのはありがたい。

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  2. OLDMANはApexのシングル化断念のお詫びなのかな?

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