Arma 3 に GPWS や ATC レーダー、横風などを追加して航空機関係をリアリスティックにする Aerial Warfare Enhanced Somehow MOD が公開されました。おなじく現実味を高める ACE3 MOD との併用が推奨されています。
AWESome Showcase #1 : GPWS / ATIS - YouTube
実装される GPWS (Ground Proximity Warning、対地接近警報装置) には F-16 Fighting Falcon と B-747 の 2 つのモードがあります。F-16 ではビッチン ベリー GPWS により、ミサイル接近中、カウンター、危険、警告といった警報が音声で再生されるため、戦闘機に最適化されています。B-747 GPWS は民間機に使われる対地高度読み上げなどがあり、大型の航空機に使われます。
AWESome Showcase #3 : Sideslip Landing - YouTube
航空機の操作へ風を考慮する必要が生まれるよう、リアリスティックな空力も導入。横風着陸やデクラブ、横滑りでの着陸時には対地速度ではなく TAS (True Air Speed) で行う必要があります。これらの効果はアドオン設定で有効/無効を切り替えできるようになっていたり、風の効果も調整できます。
なお低フレーム レートで機体が高速の場合、ちらつきが起こるため、その場合は一時的にこの機能を無効化する必要があります。
AWESome Showcase #2 : ATC radar / ATIS data update - YouTube
また管制をしやすくするよう、地図上に友軍機や民間機の名前、速度、高度、方位を表示する ATC (ATC Traffic Controller) レーダー画面を実装。3 行の情報で複数機の管理を補助しています。
それに ACE3 MOD の天候機能が有効化されていると、ATIS (Automatic Terminal Information Service、飛行場情報放送業務) 機能が動作しゲーム内の大気状態を提供。現在の風や視程、気温、露点温度、QFE を入手できます。これらの設定はアドオン設定から変更可能です。
航空機を牽引できる地上システムもあります。オフロード車両に対してインタラクションまたはアクションで牽引用バーを設置し、牽引車両として使えます。設置された牽引用バーと航空機の前脚を接続して航空機をオフロード車両で移動できます。
MOD はクライアント側でのみに動作し、マルチプレイヤーにも対応。ただしサーバー側とクライアント側の両方へ導入することにより、利用できる機能が増えます。
クレジット
- Orbis2358 (mgkid3310@naver.com) : Project Manager & Programmer
ライセンス
Although this addon is licensed under CC BY-NC-ND 4.0, feel free to contact me if you need any code from this addon for applications.
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