新たに実装される CH-67 Huron と Mi-290 Taru |
Arma 3 の NATO と CSAT へそれぞれ新しい機体を実装し、なおかつヘリコプターによる吊り上げ輸送、車両内からの射撃と新しい飛行特性を追加する Arma 3: ヘリコプター DLC が発売されました。
ヘリコプター DLC では単に機体を追加するだけでなく、ゲームプレイの強化が施されており、前述のように幾つかの新機能、プレイ可能なサンドボックス コンテンツが実装されます。また DLC を買わなくても、幾つかの恩恵をうけることができます。
CH-67 Huron のコンセプト絵 |
例えば、新たに追加される 2 つの大型輸送ヘリコプターは、車両や補給物資など重量のある貨物を吊り上げ、空輸することが可能で、新しいゲームプレイが可能になります。
民間仕様の M-400 も実装 |
また、全てのヘリコプターで利用可能になる高度な飛行特性 RotorLib の適用を受けたヘリコプターなどを使って、吊り上げ機能による輸送、タイム トライアルなど 5 つの新しいシナリオを試すことも出来ます。
大型輸送ヘリコプターの操縦と、5 つの新しいシナリオは DLC 購入者のみの特典であり、買っていないとプレイは出来ませんが、ヘリコプター DLC によって追加される新しい 3 つの機能はだれでも使えるように設計されています。
購入者のみが操縦できるというヘリコプター DLC ですが、Arma 3 そのものを更新するという側面を持ちあわせており、中でもヘリコプターによるゲームプレイの深みを増すのはもちろん、一般的な歩兵としてのプレイでも恩恵を受けれます。
高度な飛行特性の働き |
中でも注目なのは、ヘリコプター シムの Take On Helicopters(TKOH) の経験を元に作製された、本物の飛行力学を実装する RororLib と呼ばれるものです。
RororLib は全てのヘリコプターで利用が可能で、適用をするとゲーム内での風の動きが機体に影響を及ぼし、またよりなめらかなトルク出力が可能になるなど標準とは全く違う動きになるため、オプションから有効にする必要があり、よりシム的な遊びをしたいプレイヤーのみが利用できます。
吊り上げ輸送という新しい戦術 |
ヘリコプターは物理エンジン PhysX の適用を受けた、ロープを使って機体外部に貨物を吊り下げる事が可能になります。操縦席の視点から見えない位置にホバリングして、吊り上げを行うために、地上誘導員との連携やカメラを使う事が必須となり、幾つかの練習が必要です。
車両内からの射撃 |
また操縦ができなくても、恩恵は受けられます。例えば画像のように、 MH-9 の側面座席に座っていても射撃が出来るようになります。これはヘリコプター以外でも可能で、例えばピックアップの後部座席や小型のゴムボートなど一部の車両で可能になり、ただ見ているだけという状態が無くなります。
新しい公式のマルチ プレイ用ミッション |
加えて、Sector Control を元にした、ヘリコプターによる支援を中心とする新しいマルチ プレイ用ミッションが実装されます。プレイヤーは作戦地域とその周辺へ、ヘリコプターを使い歩兵部隊を輸送、吊り上げ輸送と負傷者搬送任務が可能で、後方支援を主軸としたプレイが可能です。
他にも、新しい高度な飛行特性を試す、訓練ミッションと様々な新しいオブジェクトが実装され、コミュニティのミッション作成者に大きな利益をもたらすとのことです。
ヘリコプター DLC を含め、今後も、支援、洗練と投資を Arma 3 に行っていくとのことで、今後も銃への射撃機能を改善するマークスマン DLC と、拡張パックの発売が予定されています。
2014 年から 15 年にかけての詳細な開発計画はこちら。
Monopod抱負が豊富
Arma 3 ヘリコプター DLC は 3 つの DLC をお得に購入できる Arma 3 DLC Bundle (2,480 円)に含まれています。
または単体で購入することが可能です。
ARMA 3 HELICOPTERS DLC | Arma 3
RotorLib を使うには
メニューの、Game Options から HELICOPTER FLIGHT MODEL を“Advanced”に変更し、適用をするのみです。
計器の表示、風の影響や負荷による機体への損傷など 5 つの項目が設定できます。
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