Arma 3 で現実世界の電波理論を再現し、距離と地形による衰退、3D インターフェースの無線機をそなえた Advanced Combat Radio Environment 2 MOD が公開されました。音声通信ソフトの Team Speak 3 を利用して、実際に話しているように自然な会話環境と、無線通信の再現をする MOD で、ミリシム コミュニティで高い人気を誇っています。
ACRE 2 は、前作に比べて動作と安定性が増加し、直接音声通信では完全なオーバーホールが行われ、新たな機能が実装されています。例えば、声が複数のところから聞こえるように、乗り物や建物などの閉塞環境では、マルチ チャンネル音声が適用され複数の場所から声が聞こえてくるようになりました。
また、仮想言語を追加する Babel システム と呼ばれる新たな機能が実装されており、ミッション作成者は特定のプレイヤーに対して“言語”を設定することが可能になります。
実装される無線機の AN/PRC-343, AN/PRC-77, AN/PRC-148, AN/PRC-117F, AN/PRC-152, SEM 52 SL, SEM 70 は、実機とほぼ同じように詳細な再現が行われていて、現在は SINCGARS 周波数ホッピング(ECCM モードなど)と COMSEC の再現。
ACRE2 - SEM52SL Basic Operation - YouTube
更に、無線機はスピーカーみたく機能するようになりました。スピーカーになっている無線機の周りでは、通信内容が聞こえるようになり音量が下がると、通信内容も聞こえにくくなります。また、発信者となっているプレイヤーの近くでは直接音声通信と無線の両方が聞こえます。
機能
- 建物などオブジェクトに対して起こるリアルタイムの閉塞
- 他のプレイヤーには分からない仮想言語を再現するする Babel language システム
- マルチ チャンネル音声、無線と直接音声通信の両方から声が聴こえる
- 外部へのスピーカー付き無線機
- 高度に再現した AN/PRC-148 (全機能の利用は開発中)
- 動作と安定性が向上
- 無線への多様な改変と文章化された文章化された情報の骨組み
- 様々なゲーム モードに対応する無線への多様な改変と文章化された情報の骨組み(永続的なミッション、リプレイ、情報の保持、外部へのデータ保存と外部からの無線操作)
- アドオンで変更可の名無線の効果音
- ミッション作成者はグループごとに異なるラジオの設定を変更可能。
- 強化され簡単に設定が可能な車両の閉塞音とインターコム
- AI がプレイヤーの話し声と無線機を傍聴
- ヘッドセットを外す機能
詳細なドキュメントはこちら。
導入
導入にあたっては通常の MOD と何ら変わりはありませんが、Team Speak 3 用のプラグインを導入する必要があります。
同梱されている
Teamspeak
フォルダ内に存在する dll ファイルを、使用している OS の種類に合わせて、下記の場所へ移動させます。(この際、Team Speak 3 を起動していないほうが望ましいです。)
~\TeamSpeak 3 Client\pluginsPlay withSix 経由の場合、作業は自動で行われますが、同様に Team Speak 3 を起動状態では作業が正常に行われません。
プラグインを配置後に、Team Speak 3 を立ち上げ、メニュー バーの Settings -> Plugin から ACRE2 にチェックをいれ、有効化します。
操作方法
- Radio PTT: Capslock
- Alternate PTT 1: Shift-Capslock
- Alternate PTT 2: Ctrl-Capslock
- Alternate PTT 3: Alt-Capslock
- Open/Close Radio: Alt-Ctrl-Capslock
- Cycle Radio: Alt-Shift-Capslock
- Cycle Babel Language: Left Windows Key
- Set Radio Left Ear: Ctrl-Shift Left Arrow Key
- Set Radio Right Ear: Ctrl-Shift Right Arrow Key
- Set Radio Both Ears: Ctrl-Shift Up Arrow Key
CBA の機能を使ったキー割り当て機能が実装されていて、ゲーム内で割り当てキーの変更が可能です。
Task Force Radio とどういう違いができるか楽しみ
返信削除TFRとお互い刺激しあう事で開発速度上がる事を期待してる
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